X線選択モード
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この機能はMac版のすべての製品で使用できますが、Windows版では、環境設定のGDI+ イメージングを使用が有効になっている必要があります(この環境設定の詳細は、環境設定:画面ペインを参照してください)。
2D/平面ビューの2D図形は、同じデザインレイヤまたは表示されている別のレイヤ上で背後にある図形を隠すよう塗りつぶすことができます。3Dビューでは、レンダリングした図形が背後の図形を「オクルージョン」(遮蔽)します。このような遮蔽された図形を見やすくし、セレクションツールで選択するには、X線選択モードを使用します。2D/平面ビューで指定のキーを押すと、塗りつぶされたすべての2D図形が半透明になります。3Dレンダリングビューでは、キーを押すとカーソルの周囲に領域が作成され、ワイヤーフレームモードでX線表示のようにソリッド図形の背後にある図形を表示できます。
これは、ワイヤーフレームレンダリングモードに切り替えることなく図形を選択するのに便利な方法です。
X線選択モードはセレクションツールのほか、アイドロッパ、表示設定、類似図形選択ツールなど、図形を選択する必要のあるツールで使用できます。
X線選択モードで図形を表示して選択するには:
ツールとモードをクリックします。
X線選択モードキー(デフォルトではB)を押したままにします。2D/平面ビューでは、塗りつぶされたすべての2D図形が半透明になります(境界線は影響を受けません)。3Dビューでは、レンダリングされた図形がカーソルの近くにワイヤーフレームモードで表示されます。
X線選択モードキーは作業画面で変更できます。特別なショートカットを変更するを参照してください。
X線選択モードでの不透明度はインタラクティブ表示設定ダイアログボックスで変更できます。インタラクティブ表示を構成するを参照してください。
クリックまたはShiftキーを押しながらクリックし、図形を選択します。図形は通常と同じ方法で選択します。ただし、他の図形の下にある塗りつぶされた図形は、塗りつぶされていないように表示されます。こうした図形を選択するには、図形の辺をクリックする必要があります。
キーを離してX線選択モードを終了します。